山下農園では曾祖父の代の頃から梅を栽培していました。その頃は皆だれ梅という品種の梅を栽培していました。それがおよそ30年位前、南高梅という高品質・高収量の梅が開発され、我が家の梅も南高梅が開発され、我が家の梅も南高梅中心の栽培に切りかわりました。
収穫方法としては、昔は地面に直接約15年前から青いネットの上に落とすことにより、虫の被害を避け更にまとめて収穫できるようになり、梅作りの大規模化が始まりました。このネットによる収穫を機に梅を漬け込む槽も拡大し、梅干し場も天候に左右されることなく均等に干し上がるハウス中での梅干しへと変化していきました。
こうして我が家のみならず紀南地方で梅作りがさかんになり、日本一の梅どころとして産地として定着していくようになりました。
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